「商標&ドメイン調査オプション」とは、名前募集プロジェクトの申請時に任意に追加可能な機能のひとつです。
このオプションを採用すると、名前募集の募集期間終了後、採用案を選考する過程においてお客様が候補としている名称案につき、当所弁理士に調査を依頼できるようになります。
具体的には、以下のような観点からの調査を行います。
- 候補名称または類似する名称が他人によって商標登録されていないか
- 候補名称または類似する名称が他人によって使用されていないか
- 候補名称からなるドメインと同一または類似のドメインが、他人によって取得されていないか
どのようなメリットがある?
せっかく採用した名称が、すでに他人に使用されている、または商標登録されている……そのような理由で「実質的に使用できない」のは非常にもったいないです。「商標&ドメイン調査オプション」をお申し込みいただくことで、こうしたリスクを回避できます。
また、弁理士事務所として商標やドメインの調査を行うため、各応募者に調査を依頼するよりも調査の精度が高く、調査結果に信頼がおけるという点もメリットであるといえます。
注意:ご利用のタイミングにご注意ください
商標&ドメイン調査オプション(5件 or 10件)のご利用タイミングは、下記の期間です。
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「募集期間終了後、採用案を確定させるまでの間」となります。
つまり、採用案の選考段階でのみご利用いただけます。
採用案の選考段階で商標&ドメイン調査オプションを利用しないまま採用案を確定させ、公開準備期間に入ってしまった場合、採用が確定した名称以外について商標&ドメイン調査をご利用いただくことはできなくなります。また、オプション料のご返金もいたしかねます(※)。
※採用案に関する商標&ドメイン調査であれば、採用案確定後であっても行うことができます。また、namael商標登録サービスにおける調査費用無料の特典を受けることもできます。
(大変恐縮ではあるものの)このような扱いとせざるを得ない理由は、下記の通りです。
↓ ↓ ↓
採用案確定後に商標&ドメイン調査オプションを利用するということはすなわち、「採用しなかった名称案について何らかの権利化や使用を見据えた調査を行う」ことを意味するからです。
当所(ライツプラス弁理士事務所)は応募者に対する信義則に則り、原則として名前募集プロジェクトで採用した名称につき当該プロジェクトオーナー様が出願する場合を除き、商標登録出願を受任いたしません。そのため、上記の行為は、
- 採用しなかった名称案につき、自分で使用したり商標登録出願したりするための準備
- 採用しなかった名称案につき、他の弁理士に商標登録出願を依頼するための準備
このいずれかであると考えられます。
名前募集プロジェクトにおいて採用しなかった名称案をプロジェクトオーナー様が勝手に権利化したり使用したりする行為は、応募者に対する明確な裏切り行為です。そのため、たとえ違法行為ではなくとも、当所がそのような行為の手伝いをすることはできません。